Lenovo ThinkPad L380を購入しました。古い機種ですがRefreshed PCで16,800円と安く売っており、メモリの増設やSSDの換装が可能でWindows 11へのアップグレードにも対応しています。
スペック
13.3型のノートパソコンです。USB Type-Cが2つ備わっていますが1つは電源に使用するため実質は1つです。DisplayPort Alternate Modeにも対応しているので、対応ディスプレイであればケーブル1本で映像出力ができます。

無線LANはWi-Fi 5に対応していますが、有線LANは別売のThinkPadイーサネット拡張ケーブルが必要なので非対応と考えた方が良いでしょう。
薄型軽量を謳っている通りモバイル要素の強い必要最小限の機種でしょう。
CPU | Core i5 8250U 1.6GHz |
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メモリ | 8GB |
SSD | 128GB |
ディスプレイ | 13.3インチ(1920×1080) |
通信 | Wi-Fi(a/b/g/n/ac) |
USB | Type-C(3.1)x2 Type-A(3.0)x2 |
その他 | Webカメラ Bluetooth4.1 HDMI microSDXCスロット |
OS | Windows 10 Pro |

購入の決め手は電源ボタン
ノートパソコンを新しく購入するにあたって絶対に譲れなかったポイントが「閉じた状態で電源を入れられる」と言うことでです。これは、ディスプレイ/キーボード/マウスを接続したノートパソコンを「デスクトップパソコン」のように使うためのものです。
ThinkPad L380の場合は電源ボタンが右側面にあり、閉じた状態でも電源を入れることができました。
ゲームなどをするわけでは無いので性能は気にしませんでしたが、Windows 11で使うことを考えて少しアップグレードすることにしました。
性能のアップグレード
購入した時点ではWindows 10 Proがプリインストールされており、Windows 11 Proへアップグレードするにあたり「メモリの増設」や「SSDの換装」を行うことにしました。昨今では、増設/換装ができない機種も少なくないですが、L380は古い機種であることが幸いし両方ともに可能です。
項目 | 購入時 | アップグレード後 |
---|---|---|
メモリ | 8GB | 16GB |
SSD | 128GB | 500GB |
OS | Windows 10 Pro | Windows 11 Pro |
メモリスロットは2つあり、購入時には一方に8GBが1枚だけ刺さっていたので8GBを1枚だけ購入しました。SSDは128GBで片面実装のM.2 SSDが刺さっていたので、同様に片面実装の500GBを購入しました。


Windows 11 Proへのアップグレードは、元のSSDをクローンしようか迷いましたが、クリーンインストールすることにしました。このため、Windows 10の状態でメディア作成ツールを使うので、少なくともSSDの換装はWindows 11をインストールする直前に行います。
ちなみに、増設/換装する手順はLenovoが公式に動画を公開しています。
Windows 11をクリーンインストールする
- WebブラウザよりWindows 11 のダウンロードにアクセスしWindows 11 のインストール メディアを作成するより今すぐダウンロードをクリックします。
- USBメモリーをパソコンに接続します。
保存されているデータはすべて消去されます。キオクシア USBフラッシュメモリ 32GB USB3.2 Gen1 KLU301A032GK
- ダウンロードしたファイルを実行しWindows 11 セットアップよりWindows 11のメディアを作成します。
デフォルトであればダウンロードフォルダーにmediacreationtool.exeがダウンロードされます。
「SSDを換装する」「USBメモリーを接続する」のあとUEFI/BIOSを起動します。UEFI/BIOSのStartup>Boot>Boot Priority Orderより(対象のUSBメモリー)の優先順位を上げると、USBメモリーから起動してWindows 11をインストールできます。
ドライバーをインストールする
- 設定のWindows Updateより更新プログラムのチェックをクリックしアップデートします。
- 設定のWindows Update>詳細オプション>オプションの更新プログラムがあればドライバー更新プログラムを全てチェックしダウンロードとインストールをクリックします。
更新プログラムがなければ表示されません。
- Microsoft StoreよりLenovo Vantageをダウンロード&インストールしシステムアップデートより更新プログラムの確認をクリックします。
インストールされているかは「田を右クリック」「メニューよりデバイスマネージャーをクリック」し、デバイスマネージャーより不明なデバイスなどが無いことで確認できます。
ドライバーをインストールするやり方は以上です。