Windows 11やWindows 10をはじめMacなどで他のOSで作成したテキストファイルなどを開くと文字化けすることがありますが、読み込み時に【文字コードを変更する】か【Webブラウザで開く】と元に戻すことができます。
文字化けの原因とは?
コンピューター上では[文字]の一文字ずつに唯一の識別番号のようなものが割り当てられており、これを文字コードと呼びます。
この文字コードは複数の種類が存在しており、OSによって異なる場合があります(比較的に新しいバージョンでは、どれも[UTF-8]が使われていることが多い)。文字コードが異なると[文字]と[文字コード]の割り当てが異なるために、滅茶苦茶な文字に置き換わってしまうのが文字化けです。
Windowsの[メモ帳]は扱える文字コードが少ないので「古いファイル」や「異なるOSから取得したファイル」を開くと文字化けする可能性が高いです。文字化けを直すには対応する文字コードを扱えるアプリで開く必要がありますが、無い場合にはWebブラウザを使うと開ける可能性が高いです。
Macの[テキストエディット]は、文字コードを自動検出する機能が搭載されていますが、文字化けする場合には手動で文字コードを選択すると正しく表示される可能性があります。
Windowsの場合
- エクスプローラーより(文字化けしたファイル)をWebブラウザへドラッグ&ドロップします。
- 文字コードが自動検出され、文字化けしていないテキストファイルが表示されます。
必要であればコピー&ペーストで新しいテキストファイルを作成すると良いでしょう。
Windowsでのやり方は以上です。
Macの場合
- テキストエディットアプリを起動します。
- メニューバーのテキストエディットより設定を選択します。
- 設定(開く/保存)の標準テキストファイルのエンコーディングより(対象の文字コード)を選択します。
どの文字コードかわからない場合、ファイルを作成したデバイスがWindowsなら日本語(Shift JIS)、Unix系OSであれば日本語(EUC)を選択すると良いかもしれません。
Macでのやり方は以上です。