Windowsで古いソフトを奇麗に表示させる方法

Windowsで古いソフトを奇麗に表示させる方法

2020年2月22日

高DPIのディスプレイでWindows 11やWindows 10の古いアプリを起動すると、表示が「ぼやける」「かすむ」「にじむ」と言ったことがありますが、【高DPIスケール設定の上書き】を設定することで改善できる場合があります。

画面が不鮮明

比較的に新しいパソコンのディスプレイは解像度が高いことから画面を拡大する設定をしている人も少なくないでしょう。

拡大/縮小を設定すると、古いアプリケーションでは表示が「ぼける」「かすむ」「にじむ」など不鮮明になってしまうことがありますが、アプリごとに高DPIスケール設定の上書きを設定すれば、古いソフトウェアでも奇麗に表示させることができます。

ただし、全てのアプリケーションが対応しているわけでは無く、場合によっては改善されない場合もあります。

「高DPIスケール設定の上書き」を設定する手順

Windows 11を例とします。Windows 10でも同様の操作が可能ですが文言などが異なる場合があります。
  1. (対象アプリのアイコン)を右クリックし、表示されたメニューよりプロパティをクリックします。
    Windows 11→コンテキストメニュー

  2. プロパティの互換性より高DPI設定の変更をクリックします。
    Windows 11→.exe→プロパティ→互換性

  3. 高DPIスケール設定の上書きより高いDPIスケールの動作を上書きします。チェックシステム(拡張)を選択します。
    アプリが非対応の場合は変わりません。

    Windows 11→.exe→プロパティ→互換性→高DPIスケール設定の上書き

「高DPIスケール設定の上書き」を設定するやり方は以上です。