パソコンでファイル名の先頭を「.(ドット)」にする方法

パソコンでファイル名の先頭を「.(ドット)」にする方法

[.htaccess]と言ったファイルはWindows 11や10では問題なく作成できますが、MacやUbuntu(Linux)では作成しても「表示されない」ので「作成できない」と思いがちです。しかし、切り替えることで表示できます。

「.(ドット)」から始まるファイルの意味

Windowsではファイル名に拡張子が含まれており、区切り文字に.が使われていることから「.(ドット)から始まるファイル名」は「拡張子だけのファイル」とみなされ、古いバージョンでは作成するのに手順が必要でしたが、現在では問題なく作成できます。

Macでは「.(ドット)から始まるファイル名」は隠しファイルと見なされるので、Finderなどで表示されなくなります。このため、作成しても「表示されない」ので「作成できない」「消えた」と思うかもしれませんが、これは隠しファイルを表示すればよいです。

Ubuntu(Linux)でも同様に隠しファイルとして扱われるため、隠しファイルを表示すればよいです。

Windowsの場合

何らかの理由によって「拡張子だけのファイル」が作成できない場合、以下の手順で操作してみると作成できるかもしれません。
  1. 新規ファイルの作成やファイル名の変更に際してファイル名の最初と最後に.を付けます。
    .htaccess.
  2. 確定させると、最後の.のみが消え拡張子だけのファイルを作成できます。
    .htaccess

Windowsでのやり方は以上です。

Macの場合

テキストエディットなどで作成すると~.txtなどと拡張子が追加されてしまうことがあるので、Finderなどでファイル名を変更した方が簡単です。
  1. Finderより(対象のファイル)を右クリックし、メニューより名称変更を選択してファイル名を変更します。
    Mac→Finder→テキストファイル→コンテキストメニュー

  2. 対象のファイルが消えてしまったら、キーボードよりcommandshiftキーを押下して隠しファイルを表示します。
    押下するたびに表示/非表示が切り替わります。

    Mac→アクセシビリティキーボード

Macでのやり方は以上です。

Ubuntuの場合

  1. テキストエディターなどでファイルを作成します。
    Ubuntu→テキストエディタ

  2. 対象のファイルが消えてしまったら隠しファイルを表示します。
    より隠しファイルを表示にチェックします。

    Ubuntu→ファイル→メニュー

Ubuntuでのやり方は以上です。