Windows 11や10にはスマートフォンなどと同様に【ロック画面】が表示され、クリックすると[サインイン画面]よりサインインすることができますが、この一手間が煩わしいのであれば無効にして[サインイン画面]を直接表示することができます。
ロック画面とは?
起動やスリープ解除の後に、いきなりパスワード入力のサインイン画面を表示させるのではなく、任意の操作(スワイプやキー押下など)を要求する画面をロック画面と呼びます。
何らかの理由によって意図せずロック画面が表示された際、タッチパネルなどの誤作動を防止するものと思われますが、ノートパソコンなど画面を閉じることができるデバイスでは、あまり意味は無いかもしれません。
そのため、不要であればローカルグループポリシーエディターより表示されないよう無効に設定できます。
ただし、これはProエディションのみなのでHomeエディションの場合はレジストリより操作します。
ローカルグループポリシーエディターの手順(Proエディションのみ)
ファイル名を指定して実行よりgpedit.mscを入力しOKをクリックします。
ローカルグループポリシーエディターのコンピューターの構成>管理用テンプレート>コントロールパネルより個人設定をクリックします。
個人設定よりロック画面を表示しないをダブルクリックしてます。
ダイアログより有効を選択しOKをクリックします。
ローカルグループポリシーエディターで無効にするやり方は以上です。
レジストリの手順
レジストリエディターより以下のWindowsを開きます。
コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows
新しいキー #1の名前をPersonalizationに変更します。
Personalizationを選択し右ペインより何も無い場所を右クリックし新規よりDWORD(32ビット)値をクリックします。
新しい値 #1の名前をNoLockScreenに変更します。
NoLockScreenをダブルクリックするか、右クリックし修正をクリックします。
文字列の編集より値のデータを1に変更しOKをクリックします。
レジストリで無効にするやり方は以上です。