Windowsで日時を指定して再起動/シャットダウンする方法

Windowsで日時を指定して再起動/シャットダウンする方法

Windows 11や10の【タスクスケジューラ】と【shutdownコマンド】を組み合わせて使うと、指定した日付/時刻に「自動で再起動する」「自動でシャットダウンする」と言ったことができます。

タスクスケジューラとコマンド

同じ操作を繰り返し行うような処理を、手動でいちいち操作しなくとも自動的に処理してくれる機能をWindowsではタスクスケジューラと呼んでいます。

また、Windowsの再起動やシャットダウンはマウス操作だけでなく、ターミナル/PowerShell/コマンドプロンプトなどのコマンドラインツールを使ったshutdownコマンドでも操作できます。

タスクスケジューラはコマンドを実行することもでき、これらを組み合わせれば「毎日23:00に再起動/シャットダウンする」と言うことが可能です。

タスクスケジューラの使いかた

  1. ファイル名を指定して実行よりtaskschd.mscを入力しOKをクリックします。
    キーボードよりRキーを押下すると表示されます。

    Windows 11→ファイル名を指定して実行

  2. タスクスケジューラが表示されます。
    Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ

作成する

  1. タスクスケジューラのタスクスケジューラライブラリより基本タスクの作成をクリックします。
    Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ

  2. 基本タスクの作成より名前説明を入力し次へをクリックします。
    Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ→基本タスクの作成

  3. タスクトリガーより(任意の項目)を選択し次へをクリックします。
    今回は毎日を選択しました。

    Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ→基本タスクの作成→タスクトリガー

  4. 表示された項目を入力・選択し次へをクリックします。
    前画面で選択した項目によって異なります。

    Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ→基本タスクの作成→タスクトリガー→毎日

  5. 操作よりプログラムの開始を選択し次へをクリックします。
    Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ→基本タスクの作成→操作

  6. プログラムの開始よりプログラム/スクリプト引数の追加(オプション)shutdownコマンドを入力し次へをクリックします。
    項目 再起動 シャットダウン
    プログラム/スクリプト shutdown shutdown
    引数の追加 /r /f /s /f

    例えば
    Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ→基本タスクの作成→プログラムの開始→シャットダウン

  7. 要約より内容に問題が無ければ完了をクリックします。
    Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ→基本タスクの作成→プログラムの開始→シャットダウン→要約

内容に誤りなどがあった場合は変更することができます。

編集する

  1. タスクスケジューラのタスクスケジューラライブラリより(対象のタスク)をダブルクリックします。
    Windows 11→タスクスケジューラー→選択済み

  2. プロパティよりトリガー操作などを変更します。
    Windows 11→タスクスケジューラー→選択済み→プロパティ

作成したタスクが必要なくなったら無効化または削除しておくと良いでしょう。

無効化/削除する

  1. タスクスケジューラのタスクスケジューラライブラリより(対象のタスク)を選択します。
    Windows 11→タスクスケジューラー→選択済み

  2. 選択した項目より無効化または削除をクリックします。
    無効化したタスクをもとに戻す場合は有効化をクリックします。

    Windows 11→タスクスケジューラー→選択済み

タスクスケジューラの使いかたは以上です。