Windowsが非対応の圧縮/展開を「7-Zip」で行う方法

Windowsが非対応の圧縮/展開を「7-Zip」で行う方法

Windows 11やWindows 10は圧縮/展開に対応していますが「パスワードを設定したい」「LZH形式を展開したい」や[エラー 0x80004005: エラーを特定できません]などが表示されるときは【7-Zip】を使うと良いです。

7-Zipとは?

ZIPに加え、日本で古くから使われているLZHや、Linuxなどで使われることの多いTARと言った幅広い形式に対応している圧縮/展開アプリです。

Windowsでは対応していない暗号化に対応しており「圧縮ファイルにパスワードを設定する」ことができます。また、暗号化方式は代表的なZipcryptoのほか、より強固なAES-256に対応しています。

AES-256で圧縮されたZIPファイルは、Windowsで展開しようとするとエラー 0x80004005: エラーを特定できませんなどと表示されるので、この場合は7-Zipを使うと正常に展開できます。

7-Zipの使いかた

  1. Webブラウザより圧縮・解凍ソフト 7-Zipにアクセスしダウンロードをクリックします。
    一般的なパソコンであれば64ビット x64をダウンロードします。

    Web→圧縮・解凍ソフト 7-Zip

  2. ダウンロードしたファイルを実行しInstall>Closeをクリックします。
    このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」などと表示される場合があります。

    Windows 11→インストール→7-Zip

圧縮する

  1. 対象のファイルフォルダーを右クリックし、コンテキストメニューのその他のオプションを確認>7-Zipより圧縮をクリックします。
    Windows 10の場合、コンテキストメニューの7-Zipより圧縮をクリックします。

    Windows 11→コンテキストメニュー→7-Zip

  2. 圧縮よりアーカイブ形式などを選択しOKをクリックします。
    パスワードを設定する場合は暗号化よりパスワードを入力パスワードを再入力を入力し暗号化方式を選択します。

    Windows 11→7-zip→圧縮

  3. 圧縮ファイルが作成されます。
    Windows 11→圧縮ファイル

展開する

  1. (対象の圧縮ファイル)を右クリックし、コンテキストメニューのその他のオプションを確認>7-Zipより“(フォルダー名)\”に展開をクリックします。
    Windows 10の場合、コンテキストメニューの7-Zipより“(フォルダー名)\”に展開をクリックします。

    Windows 11→コンテキストメニュー→7-Zip

  2. (フォルダー名)が作成され、展開されたファイルフォルダーが保存されます。
    Windows 11→展開されたファイル

7-Zipの使いかたは以上です。