キーボードが取り外し可能な[2in1パソコン]が使われずにいたので、パソコン向けAndroid OSである【Android-x86】をインストールして[Androidタブレット]にしてみました。
Android-x86とは?
パソコンにインストールできるよう作られているAndroid OSの1つがAndroid-x86です。
Androidバージョンが低くAndroid 9.0までしかありませんが、Windows 11がインストールできないパソコンなどにインストールすれば再利用ができます。また、Windowsタブレットなどタッチパネルが使えるのであれば、Androidタブレットとして使うこともできるでしょう。
ただし、インストール時にキーボードによる操作が必要なので、キーボードが取り外し可能な2in1パソコンの方が相性が良いです。
インストーラーUSBを作成する手順
- Webブラウザよりandroid-x86 Files>Release 9.0にアクセスしandroid-x86_64-9.0-r2.iso(64Bit)またはandroid-x86-9.0-r2.iso(32Bit)をダウンロードします。
今回はandroid-x86_64-9.0-r2.isoをダウンロードしました。
- WebブラウザよりRufus>ダウンロードにアクセスしrufus-4.7.exeをダウンロードします。
インストールは不要です。
- パソコンにUSBメモリーを接続します。
キオクシア USBフラッシュメモリ 32GB USB3.2 Gen1 KLU301A032GK
- ダウンロードしたrufus-4.7.exeを実行しデバイスに(対象のUSBメモリー)を選択、ブートの種類>選択より(.isoファイル)を選択しスタートをクリックします。
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」などと表示される場合があります。
- ISOHybridイメージの検出と表示されたらISOイメージモードで書き込むを選択しOKをクリックします。
無効なUEFIブートローダーが検出されましたと表示された場合、表示された内容に問題がなければOKをクリックします。
- 最後に~のデータは消去されます。より問題がなければOKをクリックします。
インストーラーUSBを作成するやり方は以上です。
インストールする手順
キーボードの↑/↓/←/→で選択します。
- パソコンに接続したインストーラーUSBで起動しAdvanced optionsを選択してからEnterキーを押下します。
機種によってはUEFI/BIOSより「USBから起動する」よう変更する必要があります。
- Advanced optionsより~Auto Install to specified harddiskを選択してからEnterキーを押下します。
- Auto Installerより「インストール先ディスクのデータが削除される」ことに問題がなければYesを選択してからEnterキーを押下します。
今回のバージョンでは英語で表示されたため、苦手であればスマートフォンのカメラで映して翻訳するとスムーズです。
- Congratulations!よりReboot/OKを選択してからEnterキーを押下します。
パソコンからUSBメモリーを取り外します。
Android-x86をインストールするやり方は以上です。
起動する手順
- 初回のみ初期セットアップが始まりますが、これはAndroidスマートフォン/タブレットと同様で画面の指示に従って操作します。
キーボードは不要でタッチパネルだけでも操作が可能です。
- 初期セットアップが完了するとホーム画面が表示されます。
ホームアプリを選択などと表示された場合、主にタッチパネルで操作する場合はQuickStep、主にマウスなどで操作する場合はTaskbarを選択すると良いでしょう。
起動するやり方は以上です。