Windows 11やWindows 10をはじめMacやUbuntu(Linux)ではOSと同時に様々なアプリケーションが起動します。起動するアプリはOSによって管理されていますが「ユーザーが必要なアプリを起動する」と言うこともできます。
スタートアップアプリとは?
OSと同時に起動するアプリケーションを、特にWindowsではスタートアップアプリと呼んでいます。
パソコンを起動したら必ず実行するアプリケーションは意外とあるもので、例えばインターネットを閲覧する為のブラウザ、メールのチェックをするためにメーラー、企業であれば社内システムなどが挙げられるでしょう。
起動してからアイコンをクリックしても面倒ではないでしょうが、良く使うアプリケーションを自動的に実行させることができれば便利です。また、起動するアプリケーションが増えると起動までの時間が遅くなるので、不要なアプリケーションは起動しないように設定すれば高速化も期待できます。
Windowsの場合
Windows 11を例とします。Windows 10でも同様の操作が可能ですが文言などが異なる場合があります。
スタートアップに追加する
- 対象アプリのショートカットを作成します。
- ファイル名を指定して実行よりshell:startupを入力しOKをクリックします。
- エクスプローラーのスタートアップフォルダーに(対象アプリのショートカット)を保存します。
起動する/起動しないを切り替える
- 設定のアプリよりスタートアップをクリックします。
- スタートアップより(任意のアプリ)のオン/オフを切り替えます。
Windowsでのやり方は以上です。
Macの場合
- システム設定の一般よりログイン項目と機能拡張をクリックします。
- ログイン項目と機能拡張のログイン時に開くより+-を操作します。
削除する場合は(対象の項目)を選択してから-を操作します。
Macでのやり方は以上です。
Ubuntuの場合
Ubuntuでは自動起動するアプリケーションの設定とGNOME Tweaksから設定できます。また、任意のコマンドを実行すると言うこともできます。
自動起動するアプリケーションの設定
- 画面左下の⋮⋮⋮をクリックします。
- アプリケーション一覧より自動起動するアプリケーションの設定をクリックします。
画面の左右をクリックするとページ遷移できます。
- 自動起動するアプリケーションの設定より追加をクリックします。
既存の内容を変更したい場合は編集、不要になれば削除をクリックします。
- 自動起動するプログラムの追加より名前/コマンド/説明を入力し追加をクリックします。
GNOME Tweaks
- 画面左下の⋮⋮⋮をクリックします。
- アプリケーション一覧のユーティリティよりTweaksをクリックします。
インストールされていなければ端末(ターミナル)より以下のコマンドを実行します。
sudo apt install gnome-tweaks
- Tweaksのスタートアップアプリケーションより+をクリックします。
不要になれば削除をクリックします。
- アプリケーションより(対象のアプリ)を選択し追加をクリックします。
Ubuntuでのやり方は以上です。