iPhoneの[計算機]やAndroidスマートフォンの[電卓]などプリインストールされている電卓アプリは、デフォルトで[10桁]程度の入力をすることができますが、これを倍以上にの桁数に増やすことができます。
数値の表示形式
計算機アプリや電卓アプリは桁数が増えるにしたがって数字が小さく表示されるようになっていますが、一定の桁数を超えると上位の桁から画面外に追い出されてしまいます。
この状態でも計算を行うことができますが、例えばiPhoneの計算機アプリで[123,456,789]に[987,654,321]を加算すると計算結果は【1.111111e9】と表示されます。
計算結果の桁数の多い場合に謎の[e]が付く表記は浮動小数点表記法(科学的表記法)と呼ばれ、表示されている[e]と後ろの数値[9]は乗数を表し「1.111111 x 10の9乗」となるため、計算結果は「1,111,111,110」となります。
しかし、一般的には見慣れない表記法であるため「答えが分からない?」と言う場合には、桁数を増やして計算や表示すると良いでしょう。
計算の桁数を増やすやり方
iPhoneの場合
- コントロールセンターなどから【画面縦向きのロック】をオフに切り替えます。
- 本体を横に持ち画面を回転させると、計算結果の欄が横に広がり更に大きな桁数で確認できます。
iPhoneでのやり方は以上です。
Androidの場合
Google Pixelシリーズを例としますが、機種やバージョンによっては異なる場合があります。
- クイック設定ツールなどから【自動回転】をオンに切り替えます。
- 本体を横に持ち画面を回転させると、計算結果の欄が横に広がり更に大きな桁数で確認できます。
Androidでのやり方は以上です。